ダ・ヴィンチ採用報告
ダ・ヴィンチ2009年1月号
穂村弘さん連載「短歌ください」にて採用されました。
テーマ:「セクシャル」な歌
発売日に出勤途中のミニストップで確認したのですが、採用されてるのか?されてないのか??? 一秒でも早く確かめたいという気持ちとは裏腹に、目次がなかなか見つからず、やっと見つかったと思いきや手元がおぼつかずにさとう珠緒と爆笑問題のページの間を何度も何度も行き来して、ああんもう! つってやっとやっとで目的の232ページを開いたら、ひゃー、あった、あったあった!!!! といた具合に朝からテンションが上がった次第です。
以下、採用された歌
湿り気の多い個室でイソジンを口移しする 村は初雪
※約1年前に詠んだ歌です。
http://d.hatena.ne.jp/matohazure/20071122/p2
以下、穂村さんのコメント
「イソジンの口移し」からの視点の切り替え、特に「村」の一語が効いていますね。これが「街」とか「外」だったら、全体が一気に平板になってしまいます。原作の字余りは修正させて貰いました。
元々は「口移しでする」でした。「で」の部分に特にこだわっていたわけではないのですが、あえて意味を見いだすとすれば「普通、イソジンは口移ししたりするものではない」というニュアンスを強調したかった。のでしょうか? って問いかけられても困りますよね。考えてみれば字余りにしてまで伝えることじゃないですね。
ちなみに、「村は」の部分ですが、投稿直前まで「村に」とどっちにするか悩んでいて、実はいまでも悩んでいるのですが、うーん、今の気分だと「村に」のほうがよかったかなあ。と思っていますが、やっぱしこのままでいいのかな。優柔不断。
あと内容が内容だけに採用されたことを会社の人に言いたいけど言いたくないようなそんな感じでどうしたものかと迷っております(息継ぎなし)。